正社員募集（営業担当）

１.丸伊製陶とはどんな会社か？

丸伊製陶は「心地良さこそが手づくり信楽の醍醐味」と考えている集団です。

感覚的に何か良いな、おもしろそうだな、楽しそうだな、を人の手により信楽焼というカタチにするという事を大切にしています。

 

創業96年。創業当時は、のぼり窯を使用して火鉢を製作していました。

その当時は、のぼり窯での焼成が最も効率的な焼成方法で、これにより、物が乏しい時代に多くの信楽焼を世に広めました。

その後、重油窯、ガス窯とさらに量産の出来る現代の焼成方法になり、商品も時代に合わせ植木鉢に傘立、花瓶、食器など様々な焼き物に移り変わってきました。

現在では、食器・花瓶・傘立が主な商品となります。

 

私たちは、「人の手、自然な変化」にこだわりました。

成形から施釉、焼成までほとんどが人の手によるもので、一つ一つの工程にこだわりを持つことで、

自然な釉薬の流れ・貫入・表面に出てくる陶土に含まれる鉄分…など、他の産地・陶器にはない味わいが表現できていると考えています。

工業製品というよりかはどちらかというと農作物に近いような、自然に近いような、手に取った時に癒されるような。

そんな焼き物を作り続けています。

 

手づくりという面では、陶器だけではなく、HPや販売方法、展示会へ出展した時の展示方法など全てある意味手づくりで進めていきます。

HPやWEBにて販売しているのは、基本的には全て自分たちで手作業で学習しながら進めており、

展示会への什器も手づくりしてしまいます。

 

また、あらゆる事を、変化・失敗を怖がらず、工夫し手づくりしていくことで、自らの経験としていく事で、自然と人も成長し、自然と会社も変化していけると考えています。

 

これらの手づくりへの想いは、創業当時の、物が少ない状態でも、何とか自分達で工夫して、作り上げて行こうという逞しい想いを、今でも受け継いでいる証拠です。

だからこそ、新しく仲間になってくださる方とも変化を楽しみながら、「手づくりへのこだわり＝成長」という真ん中は変えずに、一緒に働いていけたらと思います。

 

２.残業は非推奨です。

 

残業はほとんどありません。

会社としては、残業はあまり推奨しておらず、出来る限り時間内に業務をテキパキと終わらせてほしい、というのが基本的なスタンスです。

最高を目指して際限なく時間を使いたくなる気持ちを抑えつつ、限られた時間の中で最善を尽くして成果を出すことが美しい仕事とされています。

そのために、自分に求められている成果とはなんなのか、どんな状況だったら高いパフォーマンスを発揮できるのか、仕事と自分の事をよくわかっていないといけないなと、常々思います。

なので、上手く仕事を進めることができなかった時は、「あ～あれはこうしておけば良かった」、「あの件はこういう風に明日進めた方が良いね」など、後ろ髪を引かれつつ、でもちょっと清々しい気持ちでオフィスを後にします。

お仕事は毎日ありますので、毎日が完璧でなくとも大丈夫。それよりも今を楽しんで、一緒に成長していきましょう。

 

 

３.丸伊製陶のスタッフにはどんな人がいますか？

様々なスタッフがおりますが、私たちはこうありたいよね、という部分を紹介します。

 

・素直さ敏感さを持ち合わせる

世の中は常に変化に富んでいます。

それは、陶器の世界も一緒です。

例えば、現在では洋風な家が多く、また家族構成も少なくなっており、食器も小さめのお皿の方に需要があります。

しかし、その小さなお皿でも、今の時代に合った色や形でなくてはいけません。

信楽焼は様々な色や形に変化できますが、「今」に合わない限りは、お客さまに受け入れてもらうことは出来ません。

鈍感になって大まかに物事をとらえるのではなく、市場環境、お客さまの気持ち、自分の感情の小さな変化、差異に隠れている「人の心を動かすもの」を素直に、敏感につかまえる事が大切と考えています。

 

・物事をおもしろく捉える

物事の考え方をおもしろく。

信楽焼は、磁器や他の素材に比べざらざら・でこぼこして、食器に使うことが出来るのか？

という一見マイナスな視点を、プラスに捉えて、他の素材にはないダイナミックな、今までに見た事のない食材の映える食卓を演出できると考えて、世界中の一流料理人に方々に使っていただいています。

これは、短所を長所にとらえる前向きな人の目線があるからこそ、またそこに本物の価値を見出せるからこそ実現します。

失敗することやお客さまに伝わらない事もあるだろうけど、きっと世の中は捉え方次第で、おもしろくなるし、個人としても会社としてもそうあれると信じて日々を送ることにこそ希望があると思っています。

 

・考え続ける

現状のやり方で上手く進める事ができるけども、果たしてそれは本当に最適解なのか？

例えば、陶器を梱包するとき、いつも同じ箱に入れているが、本当はもう少し小さい箱に入れるべきなのでは？

など、日常の仕事の中でより良く、より効率の良く仕事を進める方法を探し続ける事が出来れば。

今までこうだったという既存の権威は力が強く、その方に流されるのは簡単なのですが、本当にそうだろうか？他にやり方はないか？もっと良い道がないか？と問える人でありたいと思うのです。

 

４.仕事内容

【企画営業職】

［商品管理］

・商品の発注から出荷までの流れにまつわる全てに責任を持つこと。

・まさにこういうものが欲しかったんだ、また暮らしの中にひとさじの非日常を感じられるような商品の企画・仕入れ。

 

［カスタマーサービス・コミュニケーション］

・個人または法人のお客さまとの接点で、コミュニケーションを企画、実行する事を通じて、信楽焼を取り扱った事のないお客さまでも安心して購入できるような、そんな特別な体験となるお手伝いをしていただきます。

 

-1日の通常業務の流れ-

・朝、メール・FAX注文確認

・1日の出荷を管理しながら、お客様からのメールや電話対応

・出荷終了後、商品の在庫管理や今後の出荷をチェック

・商品の企画や、新規事業を進める（商品の企画や新規事業はチームで話しながら１ヶ月～1年の目線で考えていきます）

 

［求める資質］

-出荷、お客さま対応に関して-

・ポジティブなムードメーカー：繁忙期など受注量が増えると忙しくなる仕事だからこそ、イライラせずに仕事に向かうことが求められます。

たくさんご注文を頂いていることを、建前でなく前向きに捉えられる、骨惜しみのなさ、タフさを持ってチームのムードメーカーになってくださる方に仲間になっていただきたいです。

・几帳面さとスピードのバランス

月に数千件のご注文、毎日いただくお問い合わせに的確に対応し続けるためには、自他共に几帳面だと認める人でないと難しいと思います。

仕事は早いけれどミスが多いというタイプの方には向かない職種です。

一方で、処理スピードとのバランスも力の発揮のしどころだと思います。

これまでの職場でもあの人に任せておけば何事も安心という信頼を得ていた方にぜひ来ていただきたいです。

・仕事の重要性の認識
丸伊製陶にとって、大事なお客様と直接コミュニケーションをし、ご注文通りに適切な配送ができるように対応することは最も重要で、最も技術を要する仕事です。この認識の上にたち、この職種の専門性を追求する覚悟がある方に加わっていただきたいです。

-商品の仕入れ、商品つくりに関して-

・ミーハーさと身軽さ

いつも新しい驚きや、楽しさを探す好奇心、幅広いジャンルに興味持って身軽にどこへでも出かけて行くミーハーさと行動力が求められる仕事です。

どんなにセンスが良い人でもあまりに自分の美意識の殻に閉じこもってしまっていては、お客さまにわくわくしてもらえるような何かを探すのは難しいと思います。
楽しいことが好き、心地の良いことが好き、いろんなことに興味があって、そのためだったらほいほいどこにでも行っちゃうし、人にも会いに行っちゃうなっていうようなミーハーで身軽な人が向いています。

・商人の目線

バイヤーは商品を選ぶだけでなく、選んだ商品が意図通り紹介され、お客さまの需要に合わせて常に適正な在庫に保たれるように管理していく、という極めて重要な分野も同時に行う必要があります。

なぜその数発注するのか、適正な在庫数がその数なのはなぜか、当月の発注予算の消化具合と売れ行きによって当初の計画をどのように修正すべきか、など慎重に数字と向き合い、論理的に考えて意思決定し、結果を測定して改善に繋げるPDCAを適切に回していくことが肝要です。
また、取引先と交渉し、商品を仕入れ、お客さまにお届けする一連の流れはある意味では商人のような仕事です。新しい人との出会いに強い抵抗があったり、ビジネスパーソンとして取引先とのやりとりや交渉に苦手意識がある人には向かない仕事かもしれません。

・好みとセンス

この仕事においてセンスや好みはとても重要です。どれくらい経営陣やマネージャー陣と最初から似たテイストのものを好んでいて、限りなく似たセンスを持っている人であるかを重要視しています。センスや好みはその人の人生をかけたインプットによって形作られているものなので、入社後に教育によって身につけるのは極めて難しいと考えています。そうやって私たちが表現したいテイストを出来る限り「はいはいそういう感じね」「わかるわかる！」と非言語的に共有でき、コミュニケーションコストがかからない相手と仕事をしたいです。

 

 

早期就業、数ヶ月後の入社も対応可能ですので、是非ご相談ください。