



「信楽らしさ」を多くの人に。またそのきっかけに。

[ふうがわりで個性的な作品]の意味に使われた信楽の職人ことばがその名のもとです。
自然が生み出す様々なカタチや、私達ひとりひとりの個性と同じように、いろいろな表情をもった器たち…。
工業製品と言うより、どちらかと言うと農作物にとても近い感覚かもしれません。
[不均質]の大切さを知っている熟達者が遊び心とまごころをいっぱい詰め込んでつくった器たちです。
へちもんは、丸伊製陶株式会社の登録商標です。
『塩壺』

塩壺 (小) 白/黒

さらさら塩壺
〜いつでも、「いい塩梅」のひとつまみ。〜 料理していて、塩がべたついていたり、固まっていたりすると、味付けの加減がしづらいですよね。 炒め物だと味が集中してしまったり… 血圧が高くて減塩しているのに塩辛くできてしまったり… お塩はなるべく使いやすいほうがいい。 でも密閉容器だと、いつのまにか湿気がこもって固まっていたり、ベトベトこびりついていたり。 この塩壺は、いつも外気と呼吸しているので、サラサラなお塩はサラサラのまま、海塩系のしっとり塩はしっとりのまま。 お塩にとって本来の「ちょうどいい」状態を保ってくれます。 ですから、「いつでも、いい塩梅のひとつまみ」ができるんです。 古来から陶器、特に土物の壺は、その素材の適性によって、穀物やお茶の葉等を貯蔵・保存する容器として、大変重宝されてきました。この塩壺はそんな昔ながらの生活の知恵が元となって、今の暮らしに『ちょうどいい』キッチングッズとして生まれ変わりました。 『シンプルですっきりとした形。軽くてつまみやすい蓋。』機能に即したデザインと、仕上がり… 熟練職人の丁寧な手仕事による一品です。
【丸伊製陶について】
私たちは、信楽・信楽焼の特質は、
「時代を生き抜く、たくましさ」、
「受け継がれてきた人の手によるものづくりへのこだわり」、
「類稀なる陶土の産地」、
と考えています。
信楽焼には1260年もの長い歴史があり、
日本の中でも古い歴史のある六古窯のひとつに数えられます。
その中、茶壷や、火鉢、戦時中は郵便ポストなど時代に合わせた様々なモノを、
様々な困難が立ち塞がった時も、人の手で作り続けてきました。
その逞しさ、手作りの尊さを受け継いで行くことが我々 丸伊製陶 の使命です。